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宇宙:超新星残骸カシオペア座Aに位置する炭素の大気をもった中性子星

Nature 462, 7269 doi: 10.1038/nature08525

高温の中性子星の表面は、希薄な大気で覆われている。中性子星の形成後に降着を受けた場合は、大気は軽元素(HあるいはHe)で構成され、降着を受けなかったり、降着後に熱核反応が起こったりする場合には、重元素(例えばFe)で構成されると予想される。詳細な研究にもかかわらず、孤立した中性子星の大気組成を観測によって確かめることはできていない。本論文では、超新星残骸カシオペア座Aの中心に位置するコンパクトX線源の観測記録の分析について報告する。得られたスペクトルは、炭素大気をもつ中性子星(弱い磁場がある)とよく一致することを示す。我々の放射モデルは、ほかのモデルとは対照的に、中性子星の半径に対する理論的な予測と矛盾のない放射領域の大きさを示唆している。この結果から、表層で核爆発現象が起こっていることが示唆され、同時にこのコンパクト線源が非常に若い(およそ330歳)中性子星であることが明らかになった。

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