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細胞:Rab、SNARE依存性膜融合の合成エンドソームによる再構成

Nature 459, 7250 doi: 10.1038/nature08107

Rab GTPアーゼとSNARE(soluble N-ethylmaleimide-sensitive factor attachment protein receptor)は真核生物の細胞内輸送系の重要な成分で、進化の過程で保存されてきた。in vitroでは、対応するSNAREが組み合わさるだけで膜の融合が起こるが、Rab-SNARE系の完全な再構成はこれまで行われていなかった。今回我々は、プロテオリポソーム内で、17種のヒト組み換えタンパク質群を用いて、イヌの初期エンドソームRab5 GTPアーゼとその主要調節因子およびエフェクター、SNAREからなる系を再構築した。こうした小胞は、in vitroで精製初期エンドソーム、あるいは小胞どうしで融合し、最小限の「合成エンドソーム」のような挙動を示す。内容物の混合と形態の分析により、膜融合にはRab5エフェクターとそれに対応するSNAREとの協調が必要で、これらが一緒になってSNARE単独よりも効率のよい「コア装置」が形成される。今回の研究は、Rab GTPアーゼとSNAREの両方に依存した膜融合系の再構築により、これら2つの系が協調的に働いて、膜の係留と融合の過程の特異性と効率を高めていることを明らかにしている。

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