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発生:指の異常の原因となるIhhの変異はそのシグナル伝達の能力と範囲を変化させる

Nature 458, 7242 doi: 10.1038/nature07862

短指症A1型(BDA1)は、最初に記載されたヒト常染色体優性遺伝性メンデル形質疾患であり、指の中節骨の短縮または欠如を特徴とする。この疾患はindian hedgehog(IHH)のヘテロ接合のミスセンス変異と関連がある。ヘッジホッグタンパク質群は、さまざまな発生過程に重要なモルフォゲンである。そのシグナル伝達の能力と範囲は、受容体PTCH1やアンタゴニストHIP1と、ヘッジホッグとの相互作用によって制御される、と考えられている。本研究では、IhhのBDA1変異(E95K)が、PTCH1やHIP1に対するIHHの相互作用を弱めることを示す。これは、BDA1変異が、その受容体や細胞表面上の結合因子との相互作用に必須とされるカルシウム結合部位に集まっていることを示した最近の論文と一致する結果である。さらに我々は、このE95K変異を再現したマウスモデルで、シグナル伝達の能力と範囲が変化することを示す。これらのマウスは、ヒトの疾患と類似した指の異常を示す。

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