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細胞:Cdc14は有糸分裂後期のRNAポリメラーゼIによる転写を阻害する

Nature 458, 7235 doi: 10.1038/nature07652

染色体凝縮および全体的な遺伝子転写抑制は、大部分の真核生物の有糸分裂の特徴である。この現象は、染色体凝縮によってRNAポリメラーゼの活性が抑えられるためと考えられている。しかし、出芽酵母では、転写が有糸分裂の間も継続することが示唆された。本論文では、核小体の分離と有糸分裂の終了に必要なプロテインホスファターゼであるCdc14は、分裂後期の間、酵母のリボソーム遺伝子(rDNA)の転写を阻害することを示す。Cdc14のホスファターゼ活性は、in vitroでもin vivoでもRNAポリメラーゼI(Pol I)の阻害に必要である。さらに、Cdc14に依存する阻害は、Pol Iサブユニットの核小体からの排除を伴う。我々は、リボソームRNA(rRNA)の転写産物がコンデンシンのrDNAへの結合を阻むことから、転写の阻害が完全な染色体分離に必要であることを明らかにし、核小体の分離においてCdc14なしで済ますには、in vivoで新しい転写産物の分解が必要であることを示す。今回の結果は、転写は染色体凝縮を妨げるが、その逆ではないことを示している。我々は、出芽酵母が、大部分の真核生物と同様に、染色体凝縮と確実なゲノム分離の前提条件として、分離前にPol Iの転写を阻害すると結論付ける。

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