Letter

材料:多重極対称性をもつコロイド超構造体の磁気的な集合形成

Nature 457, 7232 doi: 10.1038/nature07766

コロイドの単純な構成要素から複雑な構造体を集合形成させることは、特異な光学特性をもつ材料(例えば、フォトニック結晶やDNAバイオセンサー)を組み立てる上で、実際に関心を集めており、分子スケールから巨視的長さスケールで起こる自己集合過程の解明を進める上で、基本的重要性をもつ。今回我々は、多様なコロイド粒子を再現性の高い回転対称配置に組織化できる自己集合の原理を実証した。これらの構造体は、磁化した磁性流体内の、事実上反磁性の粒子と常磁性の粒子の間の静磁気相互作用を使って集合形成される。得られた多重極配置は、軸方向四重極(「土星の環」)、軸方向八重極(「花」)、直線状四重極(ポール)、および混合多重極配置(「ツートーン」)などの静電荷配置に似ている。これらは、この手法で組み立てることのできる構造タイプの、ほんの数例にすぎない。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度