Review Article

生理:脂質膜にかかる電圧の感知

Nature 456, 7224 doi: 10.1038/nature07620

脂質二重層にかかる電位の特殊化した膜タンパク質による検出は、神経インパルスの生成と伝導など、多くの基本的な細胞過程に必要である。これらの膜タンパク質はモジュール型の電位感知ドメインを有しており、電位活性化イオンチャネルのS1-S4ドメインはその代表例である。これらのドメインに関する革新的な構造学的研究により、電位センサーの設計の仕組みが明らかとなり、周囲の脂質膜との重要な相互作用が示されている。電位を感知する間に起こるコンホメーション変化を理解するためにはさらなる構造研究が必要であるが、現在利用できるデータは、電位感知機構の基盤となる複数の重要な概念を作り上げるための助けとなる。

目次へ戻る

プライバシーマーク制度