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細胞:SUMO化はRad18の仲介する鋳型切り替えを調節する

Nature 456, 7224 doi: 10.1038/nature07587

DNA損傷バイパスとギャップの埋め込みは、鋳型切り替えによる複製を介して行われると考えられている。ギャップを埋める修復には、相同組み換えとともに、Rad18およびRad5を介するPCNA(proliferating cell nuclear antigen)のポリユビキチン化が必要である。しかし、これらの過程が協調しているかどうかは明らかではなく、また、複製フォークでのRad18-Rad5依存的な鋳型切り替えの物理的な証拠は、まだ明確にはされていない。本論文では、遺伝学的および物理的な手法によって、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)では、損傷を受けた複製フォークでのX型姉妹染色分体接着部(SCJ)の形成にはRad18が必要で、これは、PCNAのポリユビキチン化、およびユビキチン結合酵素であるMms2およびUbc13が関与する過程を介していることを示す。SCJによるRad18-Mms2を介した損傷バイパスには、SUMO(small ubiquitin-like modifier)結合酵素Ubc9およびSUMO化されたPCNAが必要であり、またこれは、Rad51依存的な組み換えと協調している。我々は、Rad18-Rad5-Mms2依存的なSCJが鋳型切り替えの証拠であると考える。まとめると以上の結果は、PCNAのユビキチン化やSUMO化経路が、複製フォークにおいて姉妹染色分体が関与する、損傷によって誘導される複製と同時に起こる一過性の組み換えを促進する役割をもつことを明らかにしている。

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