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細胞:ヒトと酵母のホリデイジャンクションリゾルベースの同定

Nature 456, 7220 doi: 10.1038/nature07470

ホリデイジャンクションとも呼ばれるDNA四分枝構造は、相同組み換えやDNA修復の際に形成される中間体で、染色体分離が正しく起こるにはその解離が必要である。今回我々は、出芽酵母(Saccharomyces cerevisiae)とヒト細胞から、ホリデイジャンクションの解離を促進するヌクレアーゼを同定した。これらの酵素の作用様式は、大腸菌(Escherichia coli)のホリデイジャンクションリゾルベースRuvCでみられるものに似ている。ヒトのホリデイジャンクションリゾルベースGEN1とその酵母オルソログであるYen1は、2つの異なった実験手法を用いて別々に同定された。GEN1は、HeLa細胞の無細胞抽出液の分画を徹底的に行った後で質量分析によって、一方Yen1は、酵母の遺伝子融合ライブラリーを用いたホリデイジャンクションを解離させるヌクレアーゼ活性のスクリーニングにより見つかった。この2つの真核生物ホリデイジャンクションリゾルベースは、ヌクレアーゼのRad2/XPGファミリーに属する新しいサブクラスということになる。組み換えGEN1と組み換えYen1は、ジャンクション部分を対称中心とする位置に切り込みを入れてホリデイジャンクションを解離させ、切れ目のある二本鎖を生成させる。これらの切れ目はリガーゼ反応で容易につなぐことができる。

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