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細胞:翻訳反応において1個のリボソームが1回に1コドンずつ進む動きを捉えた

Nature 452, 7187 doi: 10.1038/nature06716

我々はヘアピン構造をとる1本のmRNAの両端を光ピンセットで捉え、その上を1個のリボソームが翻訳する様子を解析した。本論文は、翻訳が移動と停止のサイクルを繰り返しながら進行することを明らかにする。停止の長さは平均2.8秒で、その分布から少なくとも2つの律速過程が停止期を制御していることが示される。移動のステップ長は塩基3個分すなわちコドン1個に相当し、わずか0.1秒足らずで起こる。移動に要する時間の解析から、意外にも1つのステップにはさらに3つのサブステップが存在することが判明した。停止期の長さはmRNAの二次構造に依存し、さらに、それによって翻訳反応全体の速度も決まる。mRNAの両端により大きな力を加えて二次構造を不安定化させると、停止期は短くなるが、移動時間は影響されない。このように、リボソームの移動とRNAの解きほぐしは密接に関連している。

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