Letter 物理:更新可能なホログラフィック3次元ディスプレイ 2008年2月7日 Nature 451, 7179 doi: 10.1038/nature06596 ホログラフィック3次元ディスプレイは、特殊な眼鏡を必要とせずに真に迫った画像が得られるため、医学、工業や軍事用の画像化などの状況認識が必要な用途に役立つ手段となっている。現在市販されているホログラフィック3次元ディスプレイは高価であり、画像を更新する能力がないフォトポリマーを使っているために用途が限定されている。光屈折性ポリマーは動的なホログラフィック記録材料であり、画像を更新でき、光相関、散乱媒質を通した画像化、光通信を含む広い範囲に応用可能である。光屈折性ポリマーを3次元ディスプレイに適するようにするには、回折効率がほぼ100%で、書き込み時間が短く、画像が数時間持続でき、高速消去可能で、面積が大きい必要があるが、これらの特性を併せもつものはこれまでなかった。本論文では、このような特性をもつ光屈折性ポリマーを使った、数分ごとに新しい画像を記録・表示できる更新可能なホログラフィック3次元ディスプレイを報告する。これは大きさが4×4インチと今までで最も大きい光屈折性3次元ディスプレイであり、数分以内に記録可能で、リフレッシュせずに数時間見ることができ、任意に完全に消去して新しい画像に更新できる。 Full Text PDF 目次へ戻る