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宇宙:電離圏におけるホイッスラー波動から推測される金星の雷現象

Nature 450, 7170 doi: 10.1038/nature05930

惑星大気における雷の発生は、標準気温や標準大気圧の環境下では起こりえないような化学過程を誘発する。金星の雷現象については、過去に多くの証拠が報告されてきたが、否定的な報告もいくつかあり、雷現象の存在についての議論は決着がついていない。雷現象を検出する確かな方法は、電磁場により発生し、大気から電離圏へ伝播するホイッスラー波動の存在を確認することであろう。本論文では、金星の電離圏において、100 Hz付近の周波数をもつ強い円偏波した電磁波を観測した結果を報告する。これらの波は、0.25 sから0.5 s持続する放射のバーストとして出現し、金星の雲での雷放電によって発生するホイッスラー波動として予想されていたとおりの性質をもっている。

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