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化学:金属触媒を使う傑出したオレフィンメタセシス反応

Nature 450, 7167 doi: 10.1038/nature06351

一対のC=C結合の間で組み替えが起こるオレフィンメタセシス触媒反応は、単純な分子を複雑で貴重な分子に変換する。この種の反応は、非常に望ましい特性をもつ希少な分子(例えば、医薬品やポリマー材料)を合成する手段であり、これにより化学合成反応は著しく拡充されてきた。過去20年間の研究によって、構造が明確なオレフィンメタセシス用触媒が得られ、これらを使って一連の分子を従来にない効率で合成できるようになった。とはいうものの、オレフィンメタセシスの潜在能力が完全に実現されるのは、本当に実用的で、非常に広い範囲にわたる反応に対して並外れた選択性を示す触媒がさらに発見されなければ、オレフィンメタセシスのもつ能力が完全に実現されるには至らないだろう。

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