Letter 物理:超固体転移の徴候と考えられる熱容量変化 2007年10月25日 Nature 449, 7165 doi: 10.1038/nature06228 液体4Heは、温度2.176 K以下で超流動状態になり、摩擦なしに流れる。固体の基板上に吸着された液体の薄膜も、より低い温度でではあるが同じ転移を示す。基板が振動運動を行うとき、超流体部分と呼ばれる薄膜の一部は振動から分離する。同じような現象が固体4Heでも観測され、固体の一部が周囲の格子の運動から分離するらしい。この観測はいろいろな研究グループで再現されているが、起こると考えられる超固体転移を示す熱力学的証拠は得られていない。本論文では、質量分離の開始と一致する熱容量のピークを見いだしたことを報告する。この相補的な実験的証拠は、4Heの常固体相と超固体相の間に真の転移が存在することを支持する。 Full Text PDF 目次へ戻る