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植物:根の成長を導くオーキシン最大濃度と勾配の形成にはオーキシン輸送だけで十分である

Nature 449, 7165 doi: 10.1038/nature06215

植物成長調節因子オーキシンは、細胞の本質的な特徴、細胞分裂、および細胞容積増大を制御している。オーキシン排出促進物質(PIN)は、シュートおよび根の双方で、末端領域のオーキシン最大濃度と関連がある。本論文では、根の構造を作るように配置された細胞内および細胞間でのオーキシン拡散、およびPIN促進性輸送のモデルを作製した。このモデルでは、オーキシン流動パターンによって末端の最大濃度箇所でのオーキシンの安定な蓄積が生じる。モデルが予測する分布のロバスト性と自己組織化について、実験により検証した。このモデルは、パターン形成および形態形成を秒から週の時間スケールで説明しており、根を「オーキシンコンデンサー」と考えることで理解される。最大濃度に付随して作られる堅固なオーキシン勾配は、細胞の分裂および肥大成長でオーキシンが果たすそれぞれ別の役割と組み合わせると、境界の明確な分裂組織および伸長領域の形成、維持、および成長を説明できる。形態形成を導くオーキシンの安定な最大濃度と勾配は、方向性のある透過および拡散によって完全に説明される。

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