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細胞:インターフェロンによる細胞内マイクロRNAの調節は抗ウイルス機構となる

Nature 449, 7164 doi: 10.1038/nature06205

非コードのマイクロRNA(miRNA)によるRNA干渉は、植物および無脊椎動物での抗ウイルス自然免疫応答の重大な要素である。しかし、哺乳類でのウイルス感染に対する防御における細胞内miRNAの役割については、これまで明らかにされていない。今回我々は、インターフェロンβ(IFNβ)が多数の細胞内miRNAの発現を迅速に調節すること、並びにIFNβに誘導されるmiRNAのうちの8種は、塩基配列から予測される標的がC型肝炎ウイルス(HCV)のゲノムRNA内にあることを示す。IFNβによって誘導されるこのようなmiRNAに相当するmiRNA模倣合成分子を導入すると、HCVの複製および感染に対するIFNβの抗ウイルス効果が再現され、アンチmiRNAによるこれらの抗ウイルス性miRNAの中和は、HCVに対するIFNβの抗ウイルス効果を低減させる。さらに、HCVの複製に必須であることが既に示されているmiRNAで、肝臓に特異的なmiR-122の発現はIFNβ処理により著しく低下することを示す。したがって、これらの知見は、哺乳類もウイルス感染と闘うために、インターフェロン系を介して細胞内miRNAを用いるとする考えを強く裏付けるものである。

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