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免疫:形質細胞様樹状細胞は抗菌ペプチドに結合した自己DNAを感知する

Nature 449, 7162 doi: 10.1038/nature06116

形質細胞様樹状細胞(pDC)は、エンドソームのToll様受容体を介してウイルスや細菌のDNAを感知し、1型インターフェロンを産生する。pDCは通常、自己DNAには応答しない。しかし、ヒトの自己免疫疾患では、このような制限が利かなくなっているらしいが、その機構はまだあまり解明が進んでいない。本論文では、よくみられる皮膚の自己免疫疾患である乾癬で、抗菌ペプチドLL37(別名、CAMP)がpDCの活性化を仲介する主要な因子であることを明らかにする。LL37は自己DNAに結合して、凝縮した集合体構造を形成することによって、不活性な自己DNAをインターフェロン産生の強力な引き金に変換する。この集合体構造はpDCのエンドサイトーシスの初期区画に輸送され、その内部に保持されて、Toll様受容体9活性化の引き金となる。したがって、我々のデータは、自己DNAに対する自然免疫系寛容の破綻に、内因性の抗菌ペプチドが根本的な役割を担っていることを明らかにし、この経路が乾癬で自己免疫を誘導する可能性を示唆するものである。

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