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地球:25億年前の地表の火山活動の増加と大気中への酸素の出現

Nature 448, 7157 doi: 10.1038/nature06058

永続的な大気の酸素化が確立されたのは、酸素を生成するシアノバクテリアが進化した約25億年前の始生代から原生代への過渡期だとする仮説は、それよりさらに2億年古い岩石中に、そのような細菌の存在を示すバイオマーカーの証拠が得られたことと矛盾している。約27億〜25億年前から酸素産生速度が現在と近かったにもかかわらず、ゼロに近い酸素レベルを維持するには、現在よりもはるかに大きい酸素のシンクが必要になる。本論文では、大気中の酸素濃度の上昇は、始生代から原生代への過渡期に、始生代に存在した主要な酸素シンク、つまり活発な海底火山活動の急激かつ永続的な低下が原因であると提案する。観測結果は、原生代の初めに大陸が安定したというテクトニクス上の主要な出来事の後に、地表の火山活動だけが増加したという推論に矛盾しない。海底火山は地表の火山よりも還元力が強く、海底火山活動が支配的な状況から、現在みられる状況により近い地表火山活動と海底火山活動が混在する状況に移行したことで、全体として酸素シンクが縮小して大気中に酸素が出現したのである。

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