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地球:西オーストラリアのジャックヒルで見つかったジルコンに含まれる冥王代のダイヤモンド

Nature 448, 7156 doi: 10.1038/nature06083

西オーストラリアにあるイルガンクラトンのジャックヒル変成堆積岩帯から見つかった40億年よりも古い年代の岩屑性ジルコンは、これまで見つかった中で最も古い地殻断片であり、地球の最初期の進化に関する情報を保持しているという点で他に類がない。ジルコン中の石英、カリ長石、モナザイトの包有物はこれまで、軽い希土類元素の濃縮やジルコンの低い結晶化温度推定値と合わせて、冥王代に花崗岩メルトを作り出した大陸地殻の初期の再循環の証拠とされてきた。本論文では、ジャックヒルの3,058±7から4,252±7百万年までの年代幅をもったジルコン中に発見された微小なダイヤモンド包有物について報告する。これらには、陸地の岩中で見つかった中で最も古いダイヤモンドが含まれ、これらのジルコンの起源と初期地球の進化に対する議論に新しい観点を与えるものである。年代の広がりは、ダイヤモンド形成に必要な条件が地球の初期進化の間に何度か繰り返し現れたか、古代のダイヤモンドがかなり再循環したことを示している。ジルコン中での産出、グラファイトを付随していること、ラマン分光の特徴などのジャックヒルのダイヤモンドがもつ鉱物学的特徴は、超高圧変成作用で作られるダイヤモンドの特徴に似ており、初期地球の条件が特異なものでないかぎり、少なくとも42億5,000万年前には比較的厚い大陸性リソスフェアと地殻マントルの相互作用があったことを示唆している。

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