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発生:ギャップ結合の接着は新皮質における放射状移動に必須である

Nature 448, 7156 doi: 10.1038/nature06063

胚の大脳皮質の神経幹細胞である放射状グリアは、発生中の脳の深層に存在して軟膜表層へ放射状繊維を伸ばし、それに沿って胚のニューロンが皮質板へ移動する。本研究では、ギャップ結合を構成するサブユニットのコネキシン26(Cx26)とコネキシン43(Cx43)が、放射状繊維と移動中のニューロンの間の接着点で発現しており、Cx26またはCx43の急速な下方制御によってニューロンの皮質板への移動が妨げられることを示す。意外なことに、ギャップ結合は、細胞間連絡のための水性チャネルとして働くという以前から知られている様式によってニューロンの移動を仲介するのではない。ギャップ結合はダイナミックな接着点となって、内部細胞骨格と相互作用し、放射状繊維に沿った誘導突起の安定化とそれに続いて起こる核の位置移動とを可能にしている。これらの結果は、ギャップ結合の接着がグリアに誘導されるニューロンの移動に必須であることを示し、ギャップ結合のもつ接着特性が、他の生理学的過程やギャップ結合の機能がかかわる疾患に重要な役割をもつ可能性を提起するものである。

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