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神経:バッタではキノコ体のヘッブ型STDPが匂い情報の同期的流れを強める

Nature 448, 7154 doi: 10.1038/nature05973

昆虫における匂いの神経表現は、受容器の列から匂い学習の部位と想定されるキノコ体へ至るまでに、次第に変換と脱相関が進む。キノコ体では匂いが、ケニヨン細胞の大きな集団内にまばらにみられる活動細胞集団という形で表現される。今回、バッタを使ったin vivo細胞内記録法により、ケニヨン細胞がその下流の標的細胞上に形成したシナプスでの伝達と可塑性について調べた。その結果、これらの個々のシナプスは興奮性であり、ヘッブ型のスパイクタイミング依存的可塑性(STDP)を±25ミリ秒の範囲で示すことがわかった。匂い刺激誘発性のケニヨン細胞活動(20ヘルツで振動する集団発火)という状況では、この種のSTDPはケニヨン細胞の標的細胞の間の活動同期を促進し、したがって、匂い特異的なコードの嗅覚系内伝播の保存に役立っている。

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