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細胞:炎症性T細胞の生成にはIL-21による自己分泌的制御が不可欠である

Nature 448, 7152 doi: 10.1038/nature05969

CD4+ヘルパーT(TH)細胞は、活性化後に、それぞれユニークなサイトカインの発現および免疫調節機能を特徴とする別個のエフェクターサブセットに分化する。この分化の間に、TH1およびTH2細胞は、選択的な系統拘束に不可欠な自己分泌型因子として、それぞれインターフェロンγおよびインターロイキン(IL)-4を産生する。組織炎症を仲介する別個のTH系列として、THIL-17、TH17または炎症性TH(THi)と呼ばれる、独特なTHグループが最近同定された。TH17の分化は、トランスフォーミング増殖因子-βおよびIL-6によって開始され、IL-23によって強化されるが、この過程では転写因子STAT(signal transduction and activators oftranscription)3およびレチノイン酸受容体関連オーファン受容体(ROR)-γが系統決定にかかわる。TH17細胞はIL-17、IL-17FおよびIL-22を産生し、それらはすべて組織細胞による炎症反応を制御するが、TH17の分化には重要な役割をもたない。本論文では、これらとは別のIL-21がマウスTH17細胞で高度に発現しているサイトカインであることを示す。IL-21は、活性化T細胞でIL-6によって誘導され、この過程はSTAT3に依存するが、ROR-γには依存しない。IL-21はTH17の分化を強力に誘導し、Foxp3の発現を抑制するが、これにはSTAT3と、RorcによってコードされるROR-γが必要である。IL-21を欠損すると、TH17細胞の生成が抑えられ、実験的自己免疫性脳脊髄炎を防ぐことができる。したがって、IL-21は、TH17分化にとって必要かつ十分な自己分泌型のサイトカインであり、炎症性疾患の治療標的となる。

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