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発生:有糸分裂中のマウス受精卵への染色体移植後にみられる発生の再プログラミング

Nature 447, 7145 doi: 10.1038/nature05879

従来、動物のクローニングや体細胞核移植による胚性幹細胞系列の作製は、減数分裂した卵細胞への核移植によって行われてきた。一方、受精後の間期受精卵への体細胞核移植の試みは成功していない。このようなことから、体細胞核移植により患者に合わせたヒト胚性幹細胞系列を作製するには、未受精のヒト卵細胞が必要であると一般に考えられてきた。しかし今回我々は、有糸分裂中に一時停止したマウス受精卵では、間期の受精卵とは異なり、体細胞の再プログラミングや胚性幹細胞系列の作製、クローン動物の満期発生が可能であることを示す。したがって、ヒト受精卵やおそらくヒト胚割球も、患者由来の胚性幹細胞の作製に用いられるヒト卵細胞の不足を補うのに有用となる可能性がある。

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