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宇宙:最も高温な惑星

Nature 447, 7145 doi: 10.1038/nature05863

200個以上が知られている太陽系外惑星のうち、親星の前面と背面を通過することが地球から観測されているものはわずか14個である。偶然に生じるこの幾何学的関係により、惑星の多くの性質が直接決定できる。惑星の熱放射に関するこれまでの報告では、約0.3のボンド・アルベドを仮定して、惑星が受ける放射との間の熱平衡に基づく予測とおおよそ矛盾しないフラックスが得られている。本論文では、軌道が親星の前面を横切ることが知られている惑星の中で最も小さなHD 149026bからの熱放射を直接的に測定したところ、8 µmでの輝度温度(フラックスを意味する)が2,300±200 Kとなったことを報告する。この惑星が、一様かつ球対称の黒体放射をしていて、惑星では前例のないゼロアルベドの場合に予測される惑星温度は、1,741 Kである。非ゼロアルベドのモデルはより低温となるので、均一な黒体モデルは必然的に除外され、惑星について測定されたいかなる値より低いアルべド、8 µmでの非常に強力な放射、強い時間的変動、あるいは親星からの入射以外の熱源なども考えなくてはならないかもしれない。一方で、惑星の表面の各部分いずれもが、受け取った光のすべてを瞬間的に再放射するという瞬間的再放射黒体モデルならば、データと一致する。HD 149026bは重元素に富んでいることが知られているが、これによって、まだわかっていない新規な大気的性質が生じている可能性がある。

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