Review Article 医学:ヒトの主な感染症の起源 2007年5月17日 Nature 447, 7142 doi: 10.1038/nature05775 ヒトの主な感染症の多くは、現在ではヒトだけに限られていて動物にはみられない一部の感染症も含め、農耕の開始以降に生じた「新しい」病気である。こういった病気はどこから来たのだろうか。なぜ旧世界起源のものが圧倒的に多いのだろう。本論文では、これらの問題の答えが、熱帯病と温帯の病気とで異なること、例えば、感染源としての家畜と野生の霊長類の相対的重要性などの点で差異があることを明らかにする。我々は、動物だけに感染する病原体がヒトだけに感染する病原体へと変貌する際に通ると思われる5つの中間段階を特定する。また、主な感染症の異論の多い起源を解明するための行動開始と、野生動物に接触するヒトへの病原体感染を監視する、世界的な早期警告システムを提案する。 Full Text PDF 目次へ戻る