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気候:過去4億2千万年にわたる二酸化炭素濃度により規定された気候感度

Nature 446, 7135 doi: 10.1038/nature05699

大気中の二酸化炭素濃度と気温の関係を解明することは、過去の気候変化の解釈と将来の気候変化の予測に重要である。近年の知見のまとめから、二酸化炭素濃度が倍増した場合の全球の平均地表温度の上昇量にあたる「気候感度」は1.5℃から6.2℃の範囲(信頼区間5〜95%)になると示唆されているが、一部の証拠はこの範囲と一致しない。さらに、気候感度の見積もりの大部分は、過去の数十年間から数千年間にわたる時期の気候変化記録に基づいており、この期間の二酸化炭素濃度と全球温度は現在と同程度かもっと低かったため、計算は大きな気候変化事象の規模を過小評価する傾向があり、将来のより温暖化した条件下での気候変化には適用できない可能性がある。本論文では、過去の4億2千万年にわたる二酸化炭素濃度をモデル化し、計算結果を代理指標記録と比較することで、長期間の平衡状態での気候感度を見積もった。得られた推定値は、短期間の気候記録に基づく推定値とおおむね一致しており、二酸化炭素に起因する放射強制力が弱い状態が数百万年の時間スケールで起こる可能性は非常に低い。我々は、1.5℃よりも大きな気候感度はおそらく、過去4億2千万年にわたる地球の気候システムにおける確固たる特徴であり、時間スケールには関係ないと結論する。

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