Letter 地球:非火山性微動と低周波地震の群発活動 2007年3月15日 Nature 446, 7133 doi: 10.1038/nature05666 非火山性微動は、微弱で継続時間の長い地震のような現象であり、大規模な断層帯でしばしばゆっくりすべり地震に伴って間欠的に生じることが観測されている。このような微動は、断層深部における基本的な過程を理解するうえで重要であり、大地震の発生時期が近づき地震災害の可能性が増大していることを示すことができるかもしれない。しかしながら、微動発生の背後にあるメカニズムや、そのメカニズムと非地震性すべりとの関係はよくわかっていない。本論文では、日本の四国地方の下で起きる微動は、沈み込み帯のプレート境界上で剪断断層運動として起きる小さな低周波地震の群発活動として説明できることを実証する。このことは、微動とゆっくりすべりは同一の過程が異なった形態をとって表れたものであることを示唆している。 Full Text PDF 目次へ戻る