Highlight 物理:量子ドット-共振器系の量子的性質 2007年2月22日 Nature 445, 7130 doi: 10.1038/nature05586 共振器量子電磁力学(QED)では、1個の原子や量子ドットといった量子発光体と、輻射場からの単一モードとの相互作用が扱われる。これら2つが強く結合するときに、量子情報処理の重要な操作が実現できる。この操作は、固体状態では半導体量子ドットを光微小共振器と結合させれば実現できるはずである。しかし、量子情報用途における量子ドットの有効性を確かめるには、強い結合状態での量子ドット-共振器系の量子的性質を確かめる必要がある。今回、チューリッヒ工科大学とカリフォルニア大学サンタバーバラ校との共同研究で、求められていた確証が得られた。この実験では、ただ1個の量子ドットを共振器電場が最大値をとる場所に正確に配置したフォトニック結晶ナノ共振器が用いられている。 Full Text PDF 目次へ戻る