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ネアンデルタール人の100万塩基対のDNAを解析

Nature 444, 7117 doi: 10.1038/nature05336

ネアンデルタール人は現生人類に最も近い絶滅人類であるため、彼らのゲノムは、解剖学的な意味で完全な現生人類に特異的な遺伝的変化を特定するまたとない機会を与えてくれる。我々は、現生人類のDNAによる汚染を珍しくほとんど被っていない38,000年前のネアンデルタール人の化石を見つけ出した。この化石から抽出したDNAについて高スループットの直接配列決定法を施し、現在までのところ、100万塩基対を超えるヒト上科の核DNA塩基配列が得られた。ヒトゲノムおよびチンパンジーゲノムとの比較解析から、現生人類とネアンデルタール人のDNA塩基配列は、平均しておよそ500,000年前に分岐したことが明らかになった。現行の技術と化石試料は、ネアンデルタール人のゲノム塩基配列解読に着手するのに今や十分であると言えよう。

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