Letter

Bocは交連軸索の誘導におけるsonic hedgehogの受容体である

Nature 444, 7117 doi: 10.1038/nature05246

脊髄においてsonic hedgehog(Shh)は底板から分泌され、数種の腹側ニューロンの背腹軸に沿った形成を制御する。遺伝学的研究およびin vitroでの研究から、Shhはより後期にも交連軸索に対する正中線由来の化学誘引物質として機能することが示されている。しかしながら、Shhの誘引に対する受容体(単一もしくは複数)はまだ明らかになっていない。本研究では、BocとCdonという2種類のRobo関連タンパク質がShhに特異的に結合し、したがって、これらが軸索誘導リガンドとしてのShhの作用に対する受容体候補であることを示す。Bocは交連ニューロンで発現され、マウスでBocを選択的に破壊すると底板への交連軸索の誤った誘導が起こる。in vitroでRNA干渉によりBocをノックダウンすると、ラットの交連軸索が異所的なShh源へ向かう能力は弱まる。まとめると、これらのデータは、交連軸索の誘導においてBocがShhの受容体として必須であることを示唆している。

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