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化学:18 員環と10 員環をもつ分子ふるいのハイ スループット合成および触媒特性

Nature 443, 7113 doi: 10.1038/nature05238

大きな細孔と大きな吸着容量をもつ結晶性分子ふるいには、多くの用途が考えられる。こうした材料のうち、ゼオライトはさまざまな実験条件下で安定なため、特に関心がもたれている。18 個の酸素原子を含んだ非常に大きな環状チャネル(18 環チャネル)をもつアルミノリン酸塩が過合成されているが、大細孔ゼオライトを求めてこれまで合成された材料のほとんどは、14 環チャネルしか有していない。それより大きな環状構造をもつゼオライトの合成は、とりうるSi-O-Si 結合角が小さいため困難であると考えられてきた。一方向性18 環チャネルをもつシリコガロアルミン酸塩(ECR-34)が最近報告されたが、微細孔容積が小さいため、触媒用途にはあまり適していなかった。本論文では、シリコゲルマニウム酸塩ゼオライトITQ-33 の構造と触媒活性について報告する。この材料は、c 軸方向に18 環の環状開口部を有する大細孔直線チャネルが、二方向性の10 環チャネル系と相互接続したもので、微細孔容積が非常に大きい構造をもつ。合成条件は、非常に利用しやすいが典型的なものではなく、ハイスループット技術を用いて特定された。

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