Letter 宇宙:スター誕生! 2006年9月28日 Nature 443, 7110 doi: 10.1038/nature05074 質量の大きなOB型星は、銀河の外観や進化を支配している場合があり、重元素を合成し、超新星と高エネルギーの恒星風によって星間物質に影響を及ぼしているのは確かである。しかし、現在の星形成モデルでは、このような星がなぜ存在するのか説明できていない。小質量星は最初、周囲の物質からの降着ガスによって成長するが、太陽の10倍以上の質量をもつ星については、星からの強力な放射が降着を阻害して、質量の増加が抑えられてしまうと考えられるからだ。しかし今回、大質量星の形成領域方向でアンモニアのスペクトル線を観測した結果は、非球形の降着によって大質量星が形成されるという理論を支持しており、太陽の約20倍の質量をもつ非常に若い星に向かってガスが落下しているらしいことを示している。 Full Text PDF 目次へ戻る