Letter 小さな海王星以遠天体によるさそり座X-1からのX線の食 2006年8月10日 Nature 442, 7103 doi: 10.1038/nature04941 "1992年に海王星以遠天体(TNO)が発見されて以来、1,000個近くの新しい天体が我々の太陽系に加えられてきており、それらのうちいくつかは、冥王星とほぼ同じか、あるいはそれより大きいサイズの天体である。TNO族のサイズ分布や総数などの性質は、太陽系の形成を解明するために有用な情報であるが、直接的な観測は、直径およそ数十キロメートル以上の大きな天体に対してのみ可能である。もっと数多く存在すると考えられるさらに小型の天体は、背景の星を掩蔽するときに発見される可能性があるが、これまで明確な観測例はなかった。本論文では、さそり座X-1のX線光度曲線にミリ秒の時間スケールで、そのような食現象を発見したことについて報告する。これらの食を起こしているTNOの大きさは、100 m以下と推定される。それらの存在量は、より大きなTNOのサイズ分布の外挿値と合致している。" Full Text PDF 目次へ戻る