Letter 原腸胚形成期におけるHoxb遺伝子群の共線的活性化は中胚葉細胞の流入と関連する 2006年8月3日 Nature 442, 7102 doi: 10.1038/nature04838 脊椎は、前後軸に沿った分節化と領域化を示す。胚形成の間に、脊椎の原基となる体節は律動的に作り出されて脊椎に分節性を与え、一方、脊椎の領域性の分化はHox遺伝子によって制御される。本研究では、沿軸中胚葉において、Hoxb遺伝子群は、原条の側方の胚盤葉上層に位置する原基で、時間的共線性をもったパターンでまず活性化されることを示す。我々のデータは、Hoxb遺伝子群の共線的な活性化によって胚盤葉上層から原条への細胞の流入が制御され、それにより体節におけるHox遺伝子群に特有な入れ子式の発現ドメインの確立が直接制御されることを示唆している。このことは、胚における空間的共線性の確立が、Hox遺伝子群に直接制御されていることを意味する。 Full Text PDF 目次へ戻る