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生態的ネットワークとその脆弱性

Nature 442, 7100 doi: 10.1038/nature04927

ダーウィンは、種間の複雑な相互作用を表わす例えとして「雑踏した堤」(tangled bank)を使った。そこにみられる相互作用はさまざまであり、捕食や草食、寄生のような敵対的な関係もあれば、昆虫による授粉のような相利的関係もある。さらにこの例えには、種間相互作用が理解不能なほど複雑なものかもしれないという意味が暗に込められている。すべての種間相互作用は生態的ネットワークとして描き出すことができる。ネットワーク内では、種は直接、あるいは中間に入る種を通じて間接的につながっている。生態的ネットワークは複雑ではあるが、非常に明確なパターンを備えており、こうしたパターンによってその根底にある生態メカニズムが明らかとなり、なおかつ複雑性と生態的安定性の関係の解明が進むと期待される。

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