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宇宙:宇宙の再電離による矮小銀河形成の抑制

Nature 441, 7091 doi: 10.1038/nature04748

ビッグバン後の10億年以内に生まれた多数の暗い銀河が、最近発見されている。これらの銀河分布のゆらぎは、知られているうちで最も初期のクェーサーの視線方向に沿って観測されたように、数十メガパーセクのスケールで宇宙空間の水素の電離割合がばらつく一因となった。理論的なシミュレーションの予測からは、宇宙空間の水素が再電離された後、矮小銀河の形成が抑制されたことにより、宇宙における星形成率が低下したと予測される。本論文では、この抑制に関する証拠を報告する。赤方変移z ≈ 5.5に位置し、ほとんどの電離放射線を生成した再電離後の銀河が、太陽質量(M○・)のおよそ 1010.9±0.5倍を上回る質量をもっていたと考えられる。そうでなければ、上述のばらつきは観測されるよりも小さくなっただろう。この限界質量は、宇宙空間の水素の再電離を支配したと考えられる銀河の質量(およそ108 M○・)よりも2桁大きい。我々は、宇宙赤外線望遠鏡による探査が今後行われれば、矮小銀河形成が抑制された時代より前のさらに初期の宇宙を再電離させた、より小さい銀河の種族を発見できるだろうと考える。

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