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気候:年々周期とミランコヴィッチ周期および連続的な温度変動の間のつながり

Nature 441, 7091 doi: 10.1038/nature04745

気候変動はあらゆる時間スケールで存在し、また気候の諸過程は互いに深く関連しているため、ある時間スケールにおける変動を解明するには、全体についての解明もある程度必要になる。地球表面温度の記録はべき乗則に従って連続的に変動し、そのような相互の関連を示す。しかし、年々変動の特定の様式については比較的よく解明されているものの、連続的な変動を全体として制御する仕組みはよくわかっておらず、通常はまったくの確率過程として説明されている。本論文では、地球表面温度の変動にみられるべき乗則は、年々周期やミランコヴィッチ周期(23,000年および41,000年)に応じて変動をすることを示す。年々周期は月単位から10年単位の規模での周期に対応し、1,000年以上の周期はミランコヴィッチ周期と関連している。したがって、年々周期的、ミランコヴィッチ周期的、および連続的な温度変動はいずれも、決定論的に働く日射の強制力に対する応答を表している。連続的な変動に対して働くこの決定論的な制御の実体が明らかになったことで、年々周期やより長い周期をもつ気候変動を制御する仕組みに関する手がかりが得られると思われる。

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