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原始的魚類から硬骨魚類の初期系統発生を理解するための重要な形質が見つかった

Nature 441, 7089 doi: 10.1038/nature04563

硬骨魚類(硬骨をもつ脊椎動物)には、条鰭類(真骨魚類およびその近縁群)と肉鰭類(シーラカンス類、肺魚類、四肢動物)が含まれる。条鰭類の初期系統(DialipinaLigulalepisなど)と肉鰭類の初期系統(PsarolepisAchoaniaなど)の両方にみられる特徴がいくつかあるものの、この2つの系統間の形態の隔たりは依然として大きく、肉鰭類がどうやってコズミンとよばれる皮膚表面の被覆構造(細孔と細管が網目状につながった構造と、皮歯とエナメル質からなる単層でできている)を発達させたのかは、まだよくわかっていない。本論文では、原始的な化石魚類の新属新種、Meemannia eosについて報告する。この魚類は、条鰭類に似た頭蓋と、細孔・細管の網目状構造(各種の化石肉鰭類でみられる)に皮歯・エナメル質の多層構造(条鰭類と一部の棘魚類にあることがすでに知られている)が組み合わさったコズミン様の皮膚表面を備えている。中国雲南省のデボン紀前期層で出土したこの4億500万年前の魚類は、多くの化石肉鰭類でみられるコズミンが、細孔・細管が網目状につながった構造を獲得した後に、以前に作られた皮歯・エナメル質の層を再吸収する能力を発達させるという段階的な生じ方をしたことを示している。Meemanniaは、硬骨魚類の系統発生の初期を研究するために重要な形質を与えるもので、また、条鰭類と肉鰭類の共通祖先として考えられる形態型の1つを示している。

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