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細胞:細胞のサイズと細胞周期進行を調節する経路のRNAiを使った同定

Nature 439, 7079 doi: 10.1038/nature04469

真核細胞の細胞周期についてのハイスループット機能喪失解析の多くは、単細胞の酵母Saccharomyces cerevisiaeとSchizosaccharomyces pombeを使って行われている。しかし多細胞生物では、生物や構成臓器のサイズを指定するために、さらに別の細胞周期制御機構も働いている。このような遺伝子を同定するために我々は、フローサイトメトリーを用いて、ショウジョウバエ遺伝子の70%(ヒトで保存されている遺伝子の90%を含む)について、機能喪失がS2細胞の細胞周期の進行に及ぼす影響を解析した。重複の問題を解決するために、タンパク質のリン酸化に関係する遺伝子もそのホモログと同時に対象とした。そして我々は、細胞のサイズ、細胞質分裂、細胞死とアポトーシス、細胞周期のG1、G2/M期を制御する遺伝子を同定した。これらの表現型に基づいて、遺伝子を教師なし階層クラスター分析により複数の経路に分類したところ、S2細胞の細胞周期の進行はMyc/Max、サイクリン/Cdk、E2Fといった古典的な制御機構に加えて、小胞輸送タンパク質、核輸送タンパク質、COP9シグナロソーム活性、細胞外シグナルで調節される4つの経路(Wnt、p38βMAPK、FRAP/TOR、JAK/STAT)によっても制御されていることがわかった。さらに、複数の表現型の同時解析によって、サイクリン/Cdk経路の活性に特異的に作用する翻訳調節因子eIF-3p66も見つかった。

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