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免疫:Toll様受容体依存性および非依存性の抗ウイルス応答におけるTRAF3の重要な役割

Nature 439, 7073 doi: 10.1038/nature04374

I型インターフェロン(IFN)産生は自然免疫系のウイルス感染に対する防御において重要な要素の1つである。ウイルス産物はToll様受容体(TLR)や、プロテインキナーゼ R(PKR)などの細胞質内の受容体を活性化することで強力なI型IFN応答を誘導する。本論文ではTNF receptor-associated factorファミリーのメンバーであるTRAF3を欠損した細胞では、数種類の異なるTLRによって活性化される、I型IFN応答が起こらないことを明らかにする。さらに、TRAF3がTLRのアダプター分子であるTRIFやIRAK1、さらに下流のIRF3/7キナーゼであるTBK1やIKK-εと会合することがわかった。このことから、TRAF3はTLRのアダプター分子と、IRFの活性化に重要な下流の制御キナーゼをつなぐ不可欠な役割を担っていると考えられる。TLR刺激以外に、TRAF3欠損繊維芽細胞では、水疱性口内炎ウイルスによる直接的な感染に対するI型IFN応答も起こらないとわかった。このことからTRAF3はTLR非依存性のウイルス認識経路においても重要な因子であると考えられる。我々のデータは、TRAF3がI型IFN産生および自然免疫系での抗ウイルス応答における主要な調節因子であることを示している。

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