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宇宙:火星のメリディアニ平原における岩盤続成作用に対する火山学的環境

Nature 438, 7071 doi: 10.1038/nature04390

火星のメリディアニ平原に露出している岩盤は、液体の水と相互作用があったことを示唆する化学的および鉱物学的証拠を示している。赤鉄鉱と硫酸塩鉱物の存在度の高さと、形態学的観察に基づいて、この岩石は、浅い塩水中で堆積し、その後の塩水の蒸発によって硫酸塩鉱物が残ったことでできた堆積層であると解釈されている。メリディアニにおける鉄−硫黄鉱化作用もまた、酸性鉱床の排水路で起きるような、金属硫酸塩鉱物の酸化風化作用で生成されるものと似ていると推測されてきた。しかしながら、どちらの説明も岩石の化学組成と矛盾する。本論文では、メリディアニの岩盤の続成作用に対する代替モデルを提案する。このモデルは、火山灰の堆積とそれに続いて起こった、噴気孔から噴出された高濃度の二酸化硫黄と水を含む蒸気との反応がかかわるものである。このようなシナリオでは、地表面に常時存在する水との長期にわたる相互作用は必要なく、高温で起きた可能性がある。つまり、このモデルによれば、生物活動について、火星はこれまで考えられてきたよりもずっと不適当な環境であったことになる。

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