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進化:カンブリア紀の新口動物(スティロフォラ類)の古解剖学と生物学的な類似性

Nature 438, 7066 doi: 10.1038/nature04109

スティロフォラ類(Stylophora)は新口動物に属する左右非対称の奇妙な絶滅分類群であり、その生物学的な類似性、つまり系統分類上の類縁関係については激しい議論が交わされてきた。モロッコのカンブリア紀中期の最も古い層から見つかったCeratocystis属のスティロフォラ類の関節のはずれた骨格要素は、化石記録において最古のスティロフォラ類であるだけでなく、保存状態が特別によいため骨格の微細構造についての非常に重要なデータを提供してくれる。スティロフォラ類の板(plate)は、硬組織(stereom)と呼ばれる三次元的な網目構造からなっている。これは現生棘皮動物のものと同じで、現生棘皮動物では硬組織の微細構造が、それを覆う軟組織の特性を知るための信頼できる指針となっている。今回我々は、スティロフォラ類の骨格要素の硬組織微細構造を解釈するために現生棘皮動物の解剖研究を利用し、この仲間の付属肢の大きな近位内腔が筋肉で満たされていたこと、そして靱帯組織が遠位要素をしっかり結合していたことを示す。近位内腔に口があった証拠や、付属肢を覆う板が関節でつながっていたことを示す証拠は見つからなかった。したがって、骨格構造からスティロフォラ類は棘皮動物であると考えられるが、その付属肢は採餌用の腕ではなく筋肉を備えた運動器官だった。

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