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発生:DishevelledによるLethal giant larvaeの制御

Nature 437, 7063 doi: 10.1038/nature04116

多くの種類の細胞で、細胞極性の確立は、がん抑制遺伝子 lethal giant larvaeの産物Lglに依存しており、Lglは側底部のタンパク質の局在化に関与している。Par3、Par6、非典型的プロテインキナーゼCからなる進化的に保存された複合体は、細胞の頂端側の表層でLglをリン酸化して不活性化する。しかし、発生過程で細胞極性を調整するシグナル伝達機構についてはよくわかっていない。本研究では、脊椎動物の Lgl相同タンパク質が、Wnt経路に必須のシグナル伝達因子であるDishevelledと結合すること、そしてアフリカツメガエル(Xenopus)の外胚葉とショウジョウバエ(Drosophila)の濾胞上皮細胞では、 DishevelledがLglの局在を制御していることを報告する。また、アフリカツメガエル外胚葉細胞の正常な頂底極性にはLglとDshの両方が必要であることが明らかになった。さらに、Wnt受容体Frizzled 8はin vivoでLglを表層から解離させて同時に活性を失わせるが、Frizzled7ではこれが起らないことも示す。これらの結果は、FrizzledとDishevelledによる細胞内極性の制御の分子基盤を示すものである。

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