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宇宙:初期太陽系における過剰な酸素同位体比

Nature 437, 7057 doi: 10.1038/nature03947

太陽系の構成要素の起源は、初期の惑星物質と隕石物質の同位体組成を用いて調べることができる。惑星物質中の酸素同位体はパーセントレベルでの変動を示すが、この変動は同位体の質量に関係せず、異なる元素合成起源あるいは化学的起源を持つ成分が混合したことに起因する。微小隕石粒子における何桁にも達する同位体の変動は通例、太陽系誕生前の星の元素合成によってさまざまな微粒子が種々の星からもたらされたことが原因である。今回、隕石の有機物に埋め込まれたケイ酸に富んだ多量の粒子が、太陽のケイ素の同位体組成とともに、これまでで最も過剰な18O/16Oと17O/16O比(ともにおよそ10-1)を持っていることを見つけたので報告する。OおよびSiの同位体は、単一の元素合成過程を示唆する。これらの組成は、次の2つの過程のどちらかで説明できる。つまり、外からやってきて、若い太陽系のもとを作った1つの進化した星、あるいは若い太陽の活発な時期に加速された高エネルギー粒子による太陽周囲のガスの照射である。我々は、後者の解釈を支持する。なぜなら観測された組成は、進化した星における元素合成の過程から通常予測されず、放射生成物の選択的な捕獲によって予測される値だからである。

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