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生化学:リボヌクレアーゼAのアミロイド様原繊維の三次元ドメインスワッピング構造およびネイティブ様構造

Nature 437, 7056 doi: 10.1038/nature03916

アミロイドおよびアミロイド様原繊維はどちらも細長い不溶性のタンパク質凝集体であり、in vivoでは神経変性疾患に関連して、in vitroでは可溶性のネイティブタンパク質から形成される。原繊維の基本的な構造、すなわち「クロス-β」状態は、長年にわたりタンパク質構造に関する根本的な疑問を投げかけてきた。原繊維形成タンパク質はネイティブと原繊維という、構造の異なる2種類の安定状態を有するのかどうか、また、原繊維状態に転換する時にリフォールディングするのはネイティブタンパク質の全部なのか一部なのかといった問題である。今回我々は、よく特性が解明されている酵素RNアーゼAを使ってアミロイド様原繊維を設計し、これに酵素反応が可能なネイティブ様分子が含まれることを示した。さらに、これらの機能性分子単位はRNアーゼAのコアドメインとドメインスワッピングした相補的ドメインから構成される。これらの知見は、ネイティブ様構造を保持する、ドメインスワッピングした三次元機能単位がクロス-β型の背骨構造に結合するという「ファスナー・背骨(zipper-spine)」モデルと一致する。

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