Review Article 進化:ヒト脳の進化を分子から見抜く 2005年9月1日 Nature 437, 7055 doi: 10.1038/nature04103 ゲノムの構造と配塩基列の解明が急速に進み、ヒトの脳と他の哺乳類の脳との違いに関連した特異的なDNAの変化を解析する新たな手段が得られた。最近の研究では、メッセンジャーRNAやタンパク質の発現レベルにおける進化上の変化や、アミノ酸配列に変化をもたらすDNA変化とのかかわりが示されている。ヒトに至る進化系列で起きたDNA変化の系統的なカタログが作られつつあるが、現在また将来の難問は、現在の我々の脳と遠いまたはより近い祖先の脳との間の解剖的・機能的な違いとそうしたDNA変化を関連づけることであろう。 Full Text PDF 目次へ戻る