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植物:トウモロコシおよび近縁イネ科植物の花枝の構造

Nature 436, 7054 doi: 10.1038/nature03892

種子植物の外観は、花をつけた枝の分岐状態(花序と呼ばれる)、および植物の全体的な構造のなかで花枝が占める位置によって大部分が決まる。枝および分枝パターンは茎頂分裂組織と呼ばれる組織によって形成される。したがって、花序の構造は分裂組織の数、配置、および活性を反映しており、分裂組織の活性持続期間の長さは花枝の長さと相関している。トウモロコシは、イネやソルガムなど近縁のイネ科植物と異なって長枝を欠く花序がほとんどであり、これによって雄穂やよく見かける形の穂軸が形成される。本論文では、トウモロコシのramosa1遺伝子の単離を報告し、この遺伝子が花序の構造を支配していることを示す。ramosa1は、発生期分裂組織の基部付近の境界領域で発現することにより、枝の分裂組織が生ずるときに短枝の性質を持つようにさせる。もうひとつの遺伝子ramosa2は、ramosa1の発現レベルの調節によってramosa1を介して作用する。ramosa1は転写因子をコードしているが、この転写因子はイネにはないと考えられ、ソルガムでは異時的に発現しており、トウモロコシの栽培化およびイネ科植物の進化で重要な役割を果たした可能性がある。

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