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生態:細菌のサービス機能には種の豊富さや種構成が関与する

Nature 436, 7054 doi: 10.1038/nature03891

細菌群集は生態系で重要なサービス機能を果たしており、汚染物質や局地的な廃棄物、体内に摂取した食物の分解を行い、また有機物質が植物やその他の独立栄養生物に再利用される際の主な手段となっている。しかし、これらのサービス機能の供給速度を決める諸過程の特定はまだ始まったばかりである。生物多様性は生態系の機能の仕方に影響を及ぼすが、細菌の生物多様性と機能とがどんな関係にあるかは、まだほとんど解明されていない。今回我々は操作実験を行い、自然界から採集した培養可能な細菌の集団から構築した最多で72種の細菌を含む群集の機能に、生物多様性がどんな影響を及ぼすかを調べた。実験は、培養可能な細菌から無作為に選んだ多数の細菌種を操作できるように設計した。群集の呼吸の増加が細菌の多様性の増大につれ減速するという関係が存在することがわかった。また、細菌種どうしの相乗的な相互作用と細菌群集の構成との双方が、生態系機能のレベルを決めるうえで重要であることも示す。

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