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神経:RhoAの局所的翻訳は成長円錐の崩壊を調節する

Nature 436, 7053 doi: 10.1038/nature03885

神経細胞の成熟には、伸長中の軸索内における細胞骨格の高度に協調した制御が必要である。このような動的な制御は、軸索の分枝形成、方向転換と経路探索、シナプス前ニューロンの分化、および成長円錐の崩壊と伸長にみられる。軸索を不適切な標的から反発させることが主な機能である分泌性誘導分子セマフォリン3A(Sema3A)は、最終的に成長円錐の崩壊を引き起こす細胞骨格の再構成を誘導する。この作用には、軸索内におけるメッセンジャーRNAの翻訳が必要である。本論文では、アクチン細胞骨格を制御する低分子量グアノシントリホスファターゼ(GTPアーゼ)であるRhoAの転写物が伸長中の軸索および成長円錐に局在し、この局在にはRhoAの3'非翻訳領域(UTR)に位置する軸索標的配列が関与することを報告する。Sema3Aは、RhoAのmRNAの軸索内翻訳を誘導し、RhoAの局所的翻訳は、Sema3Aが関与する成長円錐の崩壊に必要かつ十分である。以上の結果から、RhoAの局所的翻訳が神経細胞の細胞骨格を制御することが示唆され、RhoAシグナル伝達を調節する新しい機構が明らかになった。

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