Letter 宇宙:2003年の「ハロウィーン」太陽嵐から発生するバンアレン帯の極端なひずみ 2004年12月16日 Nature 432, 7019 doi: 10.1038/nature03116 バンアレン帯としても知られている地球の放射線帯は、磁力線に捕獲された高エネルギー電子を含んでいる。外帯の中心は通常、地球から20,000〜25,000 kmの位置にある。放射線帯間の領域は普通、粒子が存在せず、したがって良好な環境のために宇宙船活動の場所として好都合である。本論文では、2003年の「ハロウィーン・ストーム」と呼ばれている太陽嵐によって、バンアレン帯外帯が劇的に圧縮されたことを報告する。11月1日から10日まで、外帯の中心は地球の赤道表面からわずか10,000 km程度の位置にあり、プラズマ圏も同様に内側へ追いやられた。放射線帯間の領域は、強い粒子放射線強度の場所となった。磁気圏全体に生じたこの著しい変形は、磁気圏内深くで予想外に強力な加速および消失過程があったことを意味している。 Full Text PDF 目次へ戻る