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宇宙:離心率の大きな楕円軌道をもつ遠方の太陽系天体の起源としての星同士の遭遇

Nature 432, 7017 doi: 10.1038/nature03136

カイパーベルトは、30 AUの海王星の軌道から太陽から、およそ50 AUの明確な外縁まで拡がっている。外縁より外側には、大きな軌道離心率の天体がまばらに存在する。海王星は、ほとんどのカイパーベルト天体の力学的性質を決定するが、最近発見された惑星2003 VB12(セドナ)は、近日点距離が70 AUの楕円軌道をもっており、この距離は海王星の重力の影響範囲をはるかに越えている。近接遭遇する恒星による影響が、カイパーベルトの外縁を形成し、天体を大きな楕円軌道へ投入した可能性があるものの、現時点でセドナの特徴を説明するモデルは存在しない。本論文では、おそらく近接遭遇した恒星が、セドナをカイパーベルトから、観測されたその軌道へ投入したことを示す。60〜80 AUの位置の惑星がセドナの軌道へ投入されうる可能性はおよそ50パーセントであり、この見積もりは、接近通過の幾何学に決定的に依存する。さらに興味深いことは、近接遭遇した恒星の外側の円盤からセドナが捕獲されたという可能性が、およそ10パーセントあることである。ほとんどの捕獲天体は非常に大きな傾斜角の軌道をもっており、そのような天体が発見されれば、我々の太陽系に太陽系外惑星の存在することが確実になるであろう。

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